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消化吸収のはなし⑤・大腸について

  • 2019年2月2日
  • 読了時間: 5分

こんばんは ゆうです(*^-^*)。

さてさて、今回は消化吸収のはなし⑤大腸までやってきましたから、うんちとして排泄されるまでの流れをみてゆきましょう。

大腸の長さは1.5mほどで、順に盲腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸・直腸と部分部分で名称がついています。(添付図参考)

まず盲腸ですが、右側下腹部にある袋で、虫垂と回盲弁があり、ここでは食物が小腸から大腸に送られるのを調節してくれていて、

有毒な老廃物が大腸から小腸へ逆流するのを防ぐ役割などがあります。

また、胃や小腸で消化吸収された残りの内容物を貯留して、水分を吸収しながら大便にし、ナトリウム・カリウム・カルシウムイオンなどの電解質イオン成分が吸収されます。

【 虫垂 】

虫垂の長さは3~15cmほどで(通常は7~8cm)、無数の腺に覆われた筒状の器官で盲腸に繋がっています。

この虫垂では、強い殺菌性のある液体を生成・分泌し、老廃物の正常な排泄を妨げる残りカスを中和してくれています。

盲腸は見張り番の役割があり、小腸から送られてくる食べ物の残りかすから防御の最前線を努めています。

老廃物の蓄積・暴飲暴食・過労・不規則な生活・風邪・便秘・ストレスなどが原因で炎症を起こすこともあり、これが虫垂炎です。

【 結腸 】

胃に入った食べ物が、S状結腸まで達するのは12~15時間、排便までは24~72時間後で、その間、便はS状結腸に待機しています。

右結腸と左結腸は、後腹膜という背中側の壁と固定されていて、横行結腸とS状結腸は固定されていないので腸のたるみがおきやすいといわれています。

【 直腸 】

直腸にあるセンサーが便が溜まると作動します。すると、脳に信号を送られ肛門を締めている括約筋が緩み、肛門内圧が上昇し排便されというシステムです。

大腸内には、免疫細胞のリンパ細胞がギッシリと常備されていています。

病原菌や有害菌などの外敵を素早く感知し攻撃・排除するため、免疫細胞が24時間常に腸を守り続け、細菌やウイルスなどの感染を防ぐため便として体外に排出してくれています。

 ●蠕動運動:大腸に溜まった便を肛門まで押し出す運動の事のことを蠕動という

  腸の筋肉が伸び縮みを繰り返して(尺取虫の様に)肛門まで送り込むことをいう

 ●分節運動:大腸の同じ箇所の伸縮運動で、移動させるのでなく食物を撹拌する運動のこと

【 肛門 】 

肛門は直腸の粘膜と、肛門粘膜を支持する筋肉や脂肪・皮膚にて形成されています。

肛門管は、内肛門括約筋・外肛門括約筋・肛門挙筋によって取り囲まれる構造になっています。

では、それぞれの役割を簡単にご紹介します。

●内肛門括約筋(不随意筋=自分の意志では動かせない)

 いつも肛門をある一定の力で締めている筋肉

●外肛門括約筋(随意筋=自分の意志で動かせる)

 皮下部・浅部・深部からなる筋肉で、内肛門括約筋を取り囲むようにあり、排便の際に締めたり緩めたり自分でコントロールできる筋肉

●肛門挙筋(随意筋=自分の意志で動かせる)

 骨盤臓器を支える筋肉で、肛門挙筋の一部である恥骨直腸筋は肛門の背中側を馬蹄状に取り

囲む筋肉で、肛門をお腹側に強く引きつけて直腸と肛門の間に屈曲(肛門直腸角)を形成させ、排便において重要な役割を果たしている

こうして胃に入った食べ物は、結腸に到達するまで12~15時間かかり、排便までの時間はなんと24~72時間かかります。

その間は便は結腸に待機して、やっと肛門から排泄され消化管の旅を終えることになりますヽ(^o^)丿

普段、何気なく食している食べ物ですが、意識していようがいまいが、日々こういった

臓器1つ1つが各々の役割を果たしてくれています。

日常の生活の中で、誰かに何かをしてもらったりしたときに、有り難い氣持ちになったり、お礼を言ったり、お返しをしたりと普通にしていますよね。

だけど、一番身近な自分自身の身体に対してはどうでしょうか・・?

ときに暴飲暴食をすることもあるでしょう。

そんな時でも私たちの身体は文句ひとつ言わず、ひたすら自分の役割に徹してくれています。

なんて健気なのでしょうか( *´艸`)

寿命がきて魂がこの肉体を離れるまでは、今着ている肉体をこのまままとっていくことになります。

私たちの身体は、食したものが原料となって血液や細胞などが作られています。

眼や頭が欲しがるものばかりを取り入れるのではなく、いつもせっせと働いてくれているこの肉体が喜ぶもの、元氣になれるものは何かな?この身体は今何を欲しているのかな?と、身体の声に耳を傾ける習慣をつけて労っていくことが大切だと感じています。

そもそも食事というのは、腹を満たすためだけの行為ではなく命の補充なのだと思っています。

その辺りに関しては、別の機会におはなしできればと思います。。

さて、全5回にわたって消化吸収についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

次回は、今回最後に排泄されたウンチについてお伝えしてゆきます。

ウンチは身体からのお便りともいわれています。

このお便り、排泄されたら後は見向きもされず排水管へと送り込まれてしまう・・そんな場面も多いのではと思います(>_<)

現代で言ったら“未読無視”というやつでしょうか。。切ないですね…

そんなことにならないよう、一人でも多くの方にお便りを開封していただけるような内容でお伝えできればと思います☆彡


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