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消化吸収のはなし④・小腸について

  • 2019年2月2日
  • 読了時間: 4分

こんにちは ゆうです(*^-^*)

今回は『小腸』のおはなしです。

前回の胃のはたらきのところでもお伝えしたように、消化される流れで大量の唾液や胃液にまみれた食事は、びしゃびしゃな状態で小腸に運び込ま本格的な消化が行われます。

小腸は、十二指腸・空腸・回腸からなり、長さは6~7mもあります。

胃の下部の幽門から消化された食べ物が十二指腸へと送りこまれます。

十二指腸では胃酸を中和し、膵液・腸液・胆汁の3つの消化液のはたらきで食べ物を効率よく消化し、吸収しやすい状態に分解します。 

ここでは栄養素のほとんどと、水分が80%ほど吸収されます。

小腸の中央部は空腸といい、次に続く回腸が大腸の最初の部分の盲腸につながっています。

腸の内側粘膜は、消化吸収をするのに適した構造になっていて、絨毛(じゅうもう)というひだひだに覆われています。

この絨毛の中には小さなリンパ管や毛細血管が数多くあり、絨毛のつけ根には腸腺があり消化に必要な酵素を分泌しています。

小腸の細胞の寿命は約24時間で、人体でもっとも短命な細胞といわれています。

咀嚼によって噛み砕かれ、唾液や胃液に含まれる酵素などの成分でわずかに消化は行われていますが、消化吸収の本番はこの小腸で行われています。

小腸の絨毛に配備されている毛細血管やリンパ管に栄養成分が吸収されるには、さらにもっと細かく分解していかないと血管内に取り込むことができません。

ここで活躍するのが小腸で分泌される『腸液』、膵臓から分泌される『膵液』、胆のうから分泌される『胆汁』です。

それでは、小腸での消化に大事な働きをしてくれている3つの消化液について説明します。

【 消化にかかわる臓腑 】

●膵液:膵臓から分泌される膵液は1日約1ℓほど分泌され、十二指腸に排出される無色透明な液(弱アルカリ性)で、糖質・脂質・たんぱく質を分解する消化酵素です。また、胃酸で酸化された消化物をアルカリ性にする働きもあります。

 ・糖質分解➡ アミラーゼなどが、炭水化物をブドウ糖・果糖に分解

 ・蛋白質分解➡ トリプシノーゲン(トリプシンに変わる)などの酵素が、蛋白をアミノ酸に分解

 ・脂質分解➡ リパーゼなどの酵素が、脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解

●胆汁:肝細では1日に約1ℓの胆汁がつくられ、胆のうで濃縮されたのち十二指腸へ排出され、黄色の苦味のあるアルカリ性で胃酸を中和してくれます。

十二指腸で膵液と混ざり、胆汁が膵液の持つ消化酵素を活発にし、脂肪やタンパク質を

分解し腸から吸収しやすくしています。

脂肪が分解されるとできる脂肪酸は、吸収されにくいため脂肪と結合し脂肪の吸収を補助。

胆汁には消化酵素はないのですが、脂肪の消化・吸収に必要で、脂肪を乳化し消化を助ける役割があります。

●腸液:小腸粘膜の腸腺から分泌される腸液は、弱アルカリ性の黄色味がかった透明な液で、1日1.5~2ℓ分泌されます。蛋白質・糖質・脂質を分解する酵素を含んでいて、2段階で効率よく消化してくれます。

 ・管内消化: 中段階までの消化、管による消化をいう

 ・膜消化:小腸粘膜上皮細胞で酵素によって分解され膜吸収

  消化活動の最終段階で絨毛(膜)によって吸収・消化管内から細胞に吸収され、血管やリンパ管に入るまでの消化をいう 

このように、食べたものの成分分解に必要な消化液が分泌される仕組みが身体には備わっていますから、私たちの身体は本当に良くできているな~とつくづく思います。

消化吸収のほとんどがこの小腸で行われるので、小腸で吸収されなかった残ったものが大腸へと運ばれるのですが、

上にも記したように、唾液や胃液・小腸内で分泌される消化液を合わせると、相当な消化液の量ですから、大腸に運ばれるときはほぼ水分のような状態です。

この流れで次回は、大腸へと続くのですが、腸というのは地球でいうところの大地・お土と同じ様な役割を果たしてくれている非常に大事な臓器です。

ですので、腸に関してはまた別の機会に詳しくその重要性にも触れてゆきたいと思います(*^-^*)


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