『 土 / The Soil 』 エドワード・ノートン/ Nature Is Speaking
僕は土
僕は丘や谷
農園や果樹園にいるよ
僕がいなければ人間は存在できないはず
それなのに君たちは僕を塵のように扱う
僕は地球の表面にうっすらとしか存在しないんだ
わかってる?
それに実は僕は生きているんだ
人間の食料を育む微生物たちでいっぱいなんだよ
でも僕はひび割れ 乾ききり 疲弊し
荒れてしまっている
君たちのせいで...
君たちのせいで僕はすっかり痩せてしまった
僕は以前の半分以下になってしまった
たったの100年ちょっとで
少しは気にしてくれてる?
僕は分かりつつあるんだ
ただの土埃へと
だからもうちょっと
僕を大切にしてくれてもいいんじゃない?
これからも食べていきたいんでしょ?
違う?
〜 自然は人間を必要としない
人間には自然が必要 〜
NATURE IS SPEAKING
~自然は語る~
自然を守ることは、
動植物や森や海を守ることだけではない
自然を守らなければ、
困るのはわたしたち自身なのだ
忘れてはいけない
自然は人間が登場する遥か昔、
45億年以上前から作られてきた
そして自然は
人間がいなくても進化を続ける
想像してみよう
もし自然が言葉を持ったら、
何を人間に語りかけるだろうか?
彼らが見てきたことや
希望や恐れについて…
話してくれるに違いない
人間への忠告も…
コンサベーション ・ インターナショナル・ジャパン
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