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漢方の治療はオーダーメイドが基本


こんばんは

こころと身体のセラピストゆうです(*^-^*)

今回は、日本の伝統医学である漢方のお話を『さわればわかる腹診入門』より抜粋し少しばかりご紹介します。

私自身、エステティシャン時代に勤めていたサロンが東洋思想ベースで行っていたこともあり、氣であったり伝統医学に関してすんなりと入っていくことが出来ましたし、総合的に心身を捉えていくというとこを大切にしているのが氣に入っています。

江戸時代までの日本の医療というのは、ご存知の方もいるかもしれませんが “漢方” が中心だったそうです。

時代が変わり明治維新後、社会全体的にそうであったように医療の分野も西洋化の流れの中で、ドイツ医学が日本に根付いていったのです。

戦後という時代背景も手伝って、外科的な処置や感染症への対処という部分では西洋医学の得意分野であったことや、医者になるための試験制度が導入され医者になるまでの流れ自体が変わっていったそうです。 

その昔のお医者様というのは、師匠について学び志せばだれでも医者になることができた時代もあったようですが、こういった時代の流れもあり漢方医学というのは衰退していってしまったのです。

ただ、現在の医療のあり方に疑問を持ち、お医者様の中でも西洋医学中心の治療から伝統医療や統合医療に力を入れているお医者様もどんどん出てきているのも、伝統医学が見直されてきているということですし時代の流れなのですね☆彡

そして『 漢方 』と聞くと中医学をイメージされる方も多いと思うのですが、 漢方のツムラHP によると、 『 漢方医学は、中国を起源とする日本の伝統医学です。5世紀頃に、中国から直接あるいは朝鮮半島経由で伝来した医学が、その後1,400年以上かけて日本で独自の発展を遂げたものです。 』とありました。

診断方法に関しても中医学は 舌の状態や脈から身体の状態を診ていく『 舌診や脈診 』を得意としていて、日本漢方に関してはお腹から身体の状態を診ていく 『 腹診 』を得意としているそうです。

この流れというのも江戸時代の漢方界のカリスマ医、今で言ったら漢方王子とか言われていると思いますが、吉益東洞さんという方が活躍され、『 病気のもととなる毒はお腹に現れる 』という考えを元に腹診を重視していたと言われています。

私たちセラピストは、お医者さまではないので当然診断は出来ませんが、先人たちが残してくれた叡智であるお腹の状態からその方の健康状態を掴んでいくというものを学ぶことは、お客様のお悩み改善や自分自身の健康管理にも役立てていくことができると思うのです。

今後、身体の状態をつかんむポイントなども少しずつ紹介してゆこうと思います。

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