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心身の健康と美容のかなめ腸の話し③ 免疫システムについて


こんにちは

こころと身体のセラピストゆうです(*^-^*)

心身の健康と美容のかなめ腸の話しの第3回目は、『腸内に備わっている免疫システム』をテーマにお伝えしてゆきます。
では、早速始めてゆきましょう♬

まず、免疫とはなんですか?という話です。

簡単に言うと、がん細胞や外から侵入してきた細菌やウイルスなどが原因となる『病気から身体を守るための防御システム』のことを言います。

普段あまり意識することはないかもしれませんが、私たちの体内では毎日、何千個ものがん細胞が生まれていると言われています。

そして、日々の生活の中では、細菌やウイルスを吸い込んだり触れたり、何かしらの病原菌がくっついる食べ物を知らずに食べてしまっています。

それでもなぜ病気にならないのかというと、この身体に備わっている『免疫システム』が働いてくれているからです。

ウイルスなど外から入ってくる細菌などから守ってくれる第一防御壁は、皮膚、目・鼻・喉・腸などの粘膜、胃などに備わっています。

咳やくしゃみも、身体に入ってきてほしくない異物を外に追い出す機能。

涙や鼻水も、ウイルスなどが体内に侵入しないように洗い流すシステムで、鼻詰まりはこれ以上ウイルスなどが侵入してこないようにしてくれています。

こういった防御システムの中で、一番免疫システムが集中しているのが実は腸なんです。

この免疫機能の約8分割が腸に集中しているということが分かっています。

それは何故かというと、食事の際に膨大な数の細菌も一緒に摂り込んでいて、これらの異物が体内に侵入してくるのを防ぐ必要があるからなのです。

不思議に聞こえるかもしれませんが、腸というのは『内なる外』と言われていて、実は外界と接っしている部分なので身体の中にある臓器ではあるのですが、『体内』ではないのです。

血液の中に取り込まれて、はじめて『体内』という扱いになります。

なので、腸は一番色んな細菌やウイルスにさらされやすい環境にあるので、これらの異物が侵入して来ないように腸粘膜という防御壁によって守ってくれています。

この小腸の粘膜を広げた時の大きさは、テニスコートの1.5倍もあるというから驚きです!

この防御壁を超えて体内に侵入してきた時には、白血球などの免疫細胞たちが活躍してくれます。

この免疫には『自然免疫』と『獲得免疫』という2つの働きがあります。

ざっくり説明すると、人が生まれながらに持っている免疫が『自然免疫』で、抵抗力を高めたり身体を強くしたりといった働きがあり、リンパ球やNK細胞などがあります。

そして『獲得免疫』は、生後、生活していく中で色んな菌たちに触れ合いながら、徐々に身についてくるものをいい、T細胞やB細胞と呼ばれる免疫細胞があります。

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こういった身体を守る免疫機能の約80%が腸に集中しているというところからみても、この免疫力の強さの秘訣は腸内環境を整えることというのをお分かりいただけたと思います。

身の回りでも、年中体調悪そうにしていたり、風邪をよくひく人がいるかと思えば、いつも元氣いっぱいでエネルギーに満ち溢れて病気とは無縁そうな人がいますよね。

実はこういった違いというのは、『腸』がカギを握っているのです。

次回は、『自然免疫』と『獲得免疫』についてもう少し詳しくお伝えしようと思いますヽ(^o^)丿

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