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身体からのお便りウンチの話し⑤ おならについて💩


こんにちは

こころと身体のセラピストゆうです(*^-^*)

さて、今回身体からのお便りウンチの話しシリーズ第5回目のテーマは『おなら』についてです。

普段あまり話題にならない『おなら』ですが、ウンチと同じく身体からのメッセージの1つです。

どんなメッセージが込められているのか( *´艸`)

それでは、早速始めてゆきましょう♪

この氣体性のおならは、大人の平均でみると1日0.4~1.2ℓの量を5回~20回放っていると言われています。

では、このおならはどうやって発生するかというと、食事中に飲み込んだ空気や、小腸で消化吸収されなかった食物の残りカスが、小腸の下部や大腸で腸内細菌によって分解され発酵してガスを発生します。

発生したガスの成分のうち約70%は二酸化炭素・窒素・酸素・メタン・水素で、20%は血液中のガスが腸へ出てきたもの、10%が体内の微生物によりつくられます。

このガスのほとんどは腸管から吸収され、吸収しきれないものが肛門から排出されているのがおならで、このおならはほとんど匂いはありません。

臭いおならってなんなのかと言いますと、臭いの元となる硫化水素・アンモニア・インドール・スカトールなどの成分を含んでいるので臭いのです。

じゃあ、なんで臭い元となる成分が発生するのかというと、腸内に棲んでいる悪玉菌が、お肉に含まれているたんぱく質や脂質を分解する胆汁酸を餌に発生させているからです。

この臭いガスを生み出す悪玉菌自体も、動物性タンパク質をエサにして増殖してしまうからかないません。。

おならが臭いと苦情が来るときは、腸内環境悪化のサインととらえ食習慣の改善を心掛けましょう。

そして、おなら同様、氣を付けたいのがうんちの臭い。

うんちの臭いは、おならと同じく腸内の健康状態を確認するバロメーターです。

うんちやオナラが臭い時は、腸内の腐敗により悪玉菌が増殖していると考えられます。

悪玉菌がつくり出す硫化水素・アンモニア・スカトール・インドールなどの有害物質が増え、動物性のたんぱく質や脂質の摂取が続くと腐敗臭が強くなります。

そして、このガスは血液中に取り込まれ全身を巡り、気がつかないうちに体臭・口臭がきつくなることもあります。

自分では氣付かなくても、おトイレに入って次に入った人から苦情がくるようだと、腸内の悪玉菌が相当増殖している可能性があるので要注意です。

そして、こんな時の腸からのメッセージは・・・

『 新鮮な野菜や果物さんを送り込んでください…善玉菌くんが元気がありません・・』

『 緊急事態です!助けてください (´;ω;`)) 腸内腐敗が進行中だよ!』

『 ちょっとお肉類は控えていただけませんか・・こちらも臭くてたまりません 。。』

そんな声が聴こえてきそうです。

そして、『 臭いものには蓋をする 』という言葉がありますが、これは “ 都合の悪いことを外に漏れないように隠してしまう ” という意味があります。

問題を直視せず、目を背けてしまっている時にも当てはまるのではないでしょうか。。

思いあたる節があるときは、腸をいたわりつつ、蓋をしてしまっている “ 臭いもの ” と向き合う時間が必要なのかもしれません。

・・・・・・・・・・・・・

さて今回は、おならをテーマにお伝えしてまいりましたがいかがでしたか。  

肉増加に食の伴って食物繊維の摂取量も減り、私たち日本人のうんちの量は減少しているそうです。

以前の記事でも紹介したように、うんちの中には大量の腸内細菌の死骸も含まれています。

そこから考えてもうんちの多さ=腸内細菌の多さともいえるのではないでしょうか。

このうんちの量の減少に伴って、アレルギーやアトピー性皮膚炎、ぜんそくなどの症状を訴える方が年々増えています。

腸の汚れ=血液の汚れ=細胞の汚れや異常=各組織の異常へと繋がっていきます。

腸=腹=肚 ・・・ にくづき(月)に土。

私は、お腹=腸は、地球でいうところのお土にあたる部分であると感じています。

お土の中の微生物たちがバランスよく元気だと、元気な植物が育つのと同じこと。

元気な植物には虫はつかないですし、ついてもそこまでダメージは受けないと思うのです。

自然というのは、私たちに色んなヒントをいつでも与えてくれています。

自然界で起きていることは、私たちの身体の中でも起きていることなのだと思うのです。

年々アレルギーやアトピーなどの疾患が増えているのはなぜでしょうか?

私たちのお土である腸を大事にするとともに、地球のお土にも少しずつでも目を向けていただく機会をつくっていただけたら、色んな氣付きが得られるのではないかなと思います。

ではでは、次回からは健康や美容のキモである『腸』に更にスポットをあててお伝えしてゆきたいと思います。


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