身体からのお便りウンチの話し④ 便秘が原因で引き起こされる症状💩
こんにちは
こころと身体のセラピストゆうです(*^-^*)
今回、身体からのお便りシリーズの4回目では『便秘が原因で引き起こされる症状』についてのお話しです。
では、早速始めてゆきましょう♪
便秘の状態が続くと、腸内で溜まっている要らなくなった食べ物が腐敗してゆきます。
私たちの体温は36度台。考えてみていただければ容易に想像出来ると思いますが、真夏の炎天下に生ゴミを放置しておいたらどうでしょう。
中のゴミは腐り、ドロドロに溶けたりして悪臭が立ち込めていますよね…。
その状態が身体の中で起こっているということなんです。
更に困ったことに、腸というのは私たちの『体内』への入り口になっているところ。
小腸で吸収されなかった栄養素や水分やナトリウムの吸収を担当しているのが大腸です。
腸からその腐った食べ物の有害な成分やガスが体内に取り込まれ、血液がどんどん汚れてしまうという困った事態になってしまいます。
この血液は全身の細胞1つ1つに、取り込んだ酸素や栄養素を運んでくれているので、細胞自体も汚れたりゴミが溜まってくるのですから様々な症状が現れてきます。
では、どんな症状が現れてくるのかみてゆきましょう。
1つ目は【吹き出物】です。
お肌は腸の鏡とか煙突などに表現されます。
直接、腸の中というのは専門機関に行かないと確認できませんが、腸の状態をそのまま反映させてくれているのがお肌です。
腸内の環境が悪化するため血液が汚れ、血行不良が起こり肌のハリとツヤが失われたり、肌のくすみも気になってきます。
お肌の新陳代謝低下にも繋がるため、吹き出物・シミ・ニキビなども出来やすくなってしまいます。
2つ目は【アレルギー】です。
便秘が続くと腸内の悪玉菌が増殖しやすくなり、そこから排出された毒素がアレルギーの原因になり、気管支喘息・アトピー性皮膚炎・じんましん・アレルギー性鼻炎などを発症します。
3つ目は【腹部膨満・腹痛】です。
腸内に悪玉菌が繁殖し腐敗発酵を起こすため、ガスが発生しやすくなります。また、腸が閉塞したり狭くなったりするために、便やガスの通過が悪くなりお腹が張る事も。
この腸に溜まった便やガスは、便秘によって出口が塞がれ腹痛の原因にもなります。 腸のたるみの多い部分に起きやすく、S状結腸・左下腹部に痛みが起凝りやすい傾向があります。
また、腸内に便が停滞し腸全体の動きが悪くなると、食欲がわかなくなり、消化液は消化管に溜まりやすくなるため吐き氣の原因にもなります。
4つ目は【口臭・体臭】です。
腸内に腐敗した便などの毒素が溜まり、血液から体内に流れてゆくため、汗腺から汗と一緒に排出される毒素の影響で、体臭や口臭、おならの臭いがきつくなります。
臭いがきつくなってきたら要注意です。
5つ目は【頭痛・肩こり・腰痛】です。
一見、便秘と関係なさそうにみえますが、腸内に発生した毒素というのは自律神経を乱す要因にもなるため、イライラしやすくなったり、頭痛・肩こり・めまいを引き起こします。
また、便秘により腹部が便に圧迫されると、血液が滞りやすくなり腰痛の原因になることも。。
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私たちの身体は食べたものが消化され、腸内から吸収された栄養素を元につくられています。
質の悪い材料で建てられた家がもろく、あちこちすぐにガタが来るように、私たちが摂取する食べ物や腸内の環境の良し悪しで、健康状態や体調面・美容面にも当然影響が出てくるわけです。
大腸には無数の腸内細菌が棲んでいて、この子たちがバランスよく調和がとれていれば心身ともに健やかに過ごすことができるのですが、何かと悪さをする悪玉菌が増えすぎると様々な不調が出てくるのです。
なので、上記のような不調が出てきた時は腸内環境悪化のメッセージ。身体からのSOSだと思ってください。
腸内細菌のお話は、別の機会でまた詳しくお伝えしたいと思いますが、参考までに 便秘のお悩み解消ガイド というサイトがありましたので添付しておきます。
そして、“オナラ”というのも身体からのメッセージの1つ。
次回は、普段こっそりと、人によっては豪快に放たれているガス“おなら”についてお伝えしてゆきたいと思います。